7月夏休みフリー塾を開催しました!

2023年7月20日~8月25日 *旭東公民館13講座 *西大寺公民館16講座

毎年、地域の公民館と共催で行っている夏休みの子ども体験教室「夏休みフリー塾」。コロナ規制も緩和されたこともあって、今年は両公民館ともに、たくさんの講座が企画され、久しぶりに子どもたちの楽しい声が響きました(^.^)

地域の中学生・高校生がボランティアにはいってくれ、その活躍は大変素晴らしい👏小学生からは「お兄さん、お姉さんにやさしくしてもらって嬉しかった!自分も大きくなったらボランティアしたい!」中・高生からは「コロナの時は、小学生と全然絡めなかったので、久しぶりに楽しかった!」とウルウルな感想をもらいました。

スタッフとしては、3年間、たくさんの子どもたちを巻き込んだ活動をストップしていたために、感がつかめず反省点も多くありました。フリー塾の復活で地域のつながりの大切さを再確認しました。講師の先生・ボランティアの皆さん、お疲れさまでした(^^)/

 

6月さつまいもの植え付け&総会

★さつまいもの苗植え&第22期通常総会
2023年6月17日(土)9:30-11:00 事務局畑 参加者20名
30度越えの日だった あつい暑すぎる
ちびっ子参加者が熱中症にならぬようチャチャと切り上げクーラーの部屋でフルーツポンチをたべて遊びました。たぶん、ちびっ子には「フルーツポンチを食べてあそぶ会」だったにちがいない(-_-;)
コロナ後久しぶりに事務局のおもちゃ総動員で遊ぶちびっ子をみて感動。これだよコレ❣
★通常総会無事終了
2023年6月18日(日)13:30~15:00 西大寺公民館
いろいろとアクシデントはありましたが新しいメンバーも入り活気のある会になりました。あちこちの劇場2世がメンバーになってくれているのを初めて知知った!
我が劇場も38年目だしもっと長い劇場もあるしうれしいな(^.^)

7月鑑賞会 左手のピア二スト・智内威雄(ちないたけお)コンサート

楽しいトークを交えてリラックスして聴く、本格的なピアノ演奏会です。「心に響く命の音」と称される深い音楽性と卓越した演奏力。このコンサートでは、演奏する左手をスクリーンに映しながら、お聴きいただきます。留学中に発症した右手の病。左手一本という弱点から長所を見出し、新境地を切り開きました。戦後の絶望の中で発展したといわれる「左手のためのピアノ曲」を通して、どんな困難な状況でも夢を追い続けることの大切さを語ります。子どもと大人がいっしょに楽しむコンサートです。是非この機会に、左手のピアニスト智内威雄の演奏をライブでお楽しみください。

■2023年7月9日(日)15:00開演(30分前開場)上演時間1時間30分(休憩を含む)百花プラザ多目的ホール(岡山市東区西大寺南1丁目2番3号)

チケット料金:一般前売り2500円(当日300円増し)子ども2200円(4才~18才以下)

チケットの予約申し込みはこちらのフォーム

または、みんなの劇場☎086-942-1544 ✉はこちら

左手のピアニスト智内威雄コンサート

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IMG_0124@【プロフィール】 動画はコチラ                              1976年埼玉県蕨市生まれ。 現在大阪府箕面市在住。 東 京音楽大学、 ハノーファー音楽大学を卒業。

留学中にグリーグ国際コンクール、マルサラ国際コン クールに入賞受賞するが、右手に局所性ジストニアを発 症する。 03年に左手のピアノ音楽と出会い、 その分野の 復刻普及を目指し「左手のピアニスト」として活動を開始 する。 芸術振興事業とともに教育福祉事業を手がけ、そ の活動が高く評価され07年に関西テレビ、13年にNHKが ドキュメンタリー番組 (月間Galaxy賞受賞)を制作・放送 する。
現在は東京音楽大学講師、そして一般社団法人ワンハ ンドピアノミュージック代表理事、 「左手のアーカイブ」プ ロジェクト代表を務める。 社会活動としては大阪府箕面 市の特命大使、埼玉県蕨市のPR大使を務める。
著書『ピアノ、その左手の響き: 歴史をつなぐピアニスト の挑戦 (太郎次郎社)』
2016年 神戸アートアワード大賞受賞
2017年  Jasrac 音楽文化賞を受賞
2018年 世界初となる左 手のピアノ国際コンクールを主催
2019年 NHKが制作し た同コンクールのドキュメンタリー番組が総務大臣賞にノ ミネ
    ートされるなど普及活動と共に演奏分野としての評価 も高まっている。

左手のピアニスト智内威雄さん事前交流会報告

5月23日(火)11:15~12:30 百花プラザみどりの相談室 参加者13名

次から次へとビックリなエピソードがとびだすお話上手な智内さん。

次から次へとビックリなエピソードがとびだすお話上手な智内さん。

左手のピアニストとして活躍するまでのいきさつほか、これまでの人生エピソードをユーモアたっぷりの楽しいお話にして聞かせてくれた智内さん。ビックリするほどのピンチにも負けず、希望をもって前進する姿に「どうしたら、そんなに明るく切り抜けられるのですか?」という質問もでましたよ。そんな人生をバックグランドにした彼のピアノ演奏は強靭であり繊細です。ぜひ、子どもから大人まで、ライブで出会ってほしいピアニスト智内威雄さんでした。

お話がとまらない智内さん(笑)

お話がとまらない智内さん(笑)

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智内威雄Biography(事前交流会から)

▼ 1976年生まれ。父は画家、母は声楽家。母の意向で3歳からピアノを始める。「普通の人とちがった道に行きたければ、ちがった生活をしましょう。普通の人と同じ道へ進むのなら、同じ暮らしをしましょう。」という父の言葉に納得して、朝、4時前に起きてピアノを弾く生活を始める。寝ぼけて弾いていたので、ピアノはうまくなってないが、この生活がルーティンになったのはよかった。

▼転機

ピアノの練習はしていても、ピアニストになる意識はあまりなかった。住んでいたのは東京のベッドタウン、彼が通う中学校は校内暴力で荒れていた。ある日、合唱コンクールがあり、伴奏を頼まれる。彼にとって、伴奏曲ぐらいはお手のもの。洒落た曲を軽快に弾くと、ヤンキー友達が大喜び。翌年のバレンタインデーはすごいことになり、「ピアノを弾けば、人が喜ぶ」ことを知る。そこから魂を入れてピアノに取り組む。

▼ 2000年 ピアニストの登竜門であるドイツ・ハノーファー音楽大学に入学。E.S.ネックレベルク教授に師事し研鑽を積む。

▼ 局所性ジストニアが右手に発症

数々の国際コンクールで入賞しはじめ、師からも期待されていた矢先、2001年 局所性ジストニアが右手に発症。

▼大学を休学しリハビリを開始。生活に支障はなくなったが、ピアニストの道はあきらめるしかなかった。

▼ 2002年 E.S.ネックレベルク教授のすすめで、左手の音楽世界と出会う。彼は左手のピアノ曲があるのは知っていたが、どこか偏見を持っていた。しかし、その楽譜を見て、技術性・音楽性・芸術性の高さに驚き、同時に地下扉が開いたかのように、自分の道が開ける。左手のピアニストとして音楽活動を再開。 同大学の卒業試験にて、左手のみで行った室内楽で満場一致の最優秀成績を収める。

▼2006年 日本でのソロ音楽活動開始。数々のドキュメンタリーに取り上げられる。